【女性でもできるDIY】狭い庭に安く簡単に日除けサンシェードを取り付けする方法
こんにちは。こぶたです。
朝から蝉の声がうるさい、暑い日が続いています。
わが家は戸建てですが、駐車場を除くと庭はあまり広くはありません。
どのくらいの広さかというと、ベランダ下のコンクリートの土間からフェンスまでの幅が160cmで、小さめのビニールプールを置いたり、ごく少人数ならBBQができる程度です。つまり結構狭いです。
わが家の庭には屋根がないため晴天時は特に暑く、子どもたちも親もとても外では遊べない状態でした。
そこで庭に日除けをするために試行錯誤してわが家がたどり着いた方法をご紹介します。参考になれば嬉しいです。
わが家の庭で採用できなかった方法:予算オーバー
はじめにわが家が検討したけれども予算がオーバーして採用できなかった方法をご紹介します。
わが家では当初予算としては10000円前後を考えていました。テラス屋根やオーニングは予算を大きく超えてしまうことから却下しましたが、予算が許すのであればおしゃれで見た目もきれいですし、おすすめだと思います。
テラス屋根を設置する
テラス屋根は主に1階の壁に固定して設置する屋根のことです。洗濯物干し場として雨に濡れないようにしたり、戸外の荷物を雨から守ったりすることができます。屋根に熱線遮断や光線透過率の低い屋根材を使うと日除けの効果が高くなります。
・雨風に強く、洗濯物干し場としても活躍する
・サイドにパネルを設置することで目隠し効果も得られる
・屋根材を選べば日除け効果を高めることができる
・値段が高い
・一度設置すると簡単に取り外しはできない
・日除け効果を狙った屋根材を付けると冬は日光が遮られすぎてしまう
テラス屋根はどちらかというと日除けより雨除けを目的としてつけることが多いようです。
予算オーバーもありますが、わが家は洗濯物はほとんど乾燥機で乾かすので雨天時の洗濯物干し場は必要ありませんし、冬は日除けがない方が暖かいので、今のところテラス屋根の設置は考えていません。
オーニングを設置する
オーニングとは英語で「日よけ」「雨よけ」を意味する言葉です。もともとは庇(ひさし)や軒のことですが、日本では一般的に"巻取り開閉ができるテント"を意味しています。
写真はお店に設置してあるものですが、このように壁に直接つけることも可能ですし、突っ張り棒で上下に固定して使用する商品もあります。
・一度設置してしまえば、巻き取り式で広げるのも片づけるのも簡単
・カラフルな生地がたくさんありおしゃれ
・日除け効果も高く、解放感がある
・前面スクリーンをつければ目隠しもできる
・値段が高い(固定式になると10万円以上)
・比較的安い上下で突っ張るタイプ(自立式)は台風などの荒天時に心配
・固定タイプは一度取り付けてしまったら自分で取り外すのは難しい
・ずっと戸外にあるため汚れが付着しやすい
わが家は福岡(九州地方)にありますので台風が上陸する可能性もあり、設置するとすれば壁固定式のオーニングだと思います。日除けが必要ないときは巻き取れるのもメリットです。
ただ、壁固定式のオーニングはかなりの予算が必要になりますので難しいかもしれません(残念…)。
わが家の庭で採用できなかった方法:庭が狭い
次に予算的には問題なかったけれども、庭が狭いために採用できなかった方法をご紹介します。
タープを設置する
タープを使った庭の日除けの方法は多くの方がご紹介してくださっています。
簡単に言うと、片方は家の壁に設置したタープの取り付け金具につなぎ、もう片方は庭にポールを立ててロープで引っ張り固定する方法です。
・家の壁に取付金具さえつけてしまえばタープのつけ外しは簡単
・また、普段からキャンプに行っている人ならキャンプ用品を流用できる
・カラフルな生地がたくさんありおしゃれ
・日除け効果も高く、解放感がある
・家の壁に金具を固定する必要がある。壁に穴をあけずに接着剤でつける方法もあるが、取り付けた金具は容易に外すことはできない
・ある程度庭に広さがなければタープを広げて張るのが難しい
わが家の庭は160cm程度しかありません。家の壁からは270cm程度ありますが、それでもタープを広げて張るのは難しそうということで断念しました。
ワンタッチタープテントを設置する
最後はワンタッチタープテントを設置する方法です。わが家が最後まで採用を迷った方法はこちらになります。設置も片づけも簡単で予算的にも問題ありません。
ちなみに、タープテントは正方形のものがほとんどですが、上記のFIELDOORの製品のようにごく少数ですが長方形のものがあります。庭の形に合わせて選べるのが嬉しいです。
ではなぜこの方法を断念したか下の図でご説明します。
まずご覧の通り掃き出し窓から続くコンクリートの土間と庭の間には10cmほどの段差があります。
タープテントを張ろうとすると小さいものでも200cmほどの幅がありますから、土間の部分まで使わなければテントを張ることができません。そこで、フェンス側に10cm程高さを増してポールを立てる必要があります。また、雨水の排水溝に向かって庭が傾斜しているため、その傾斜にも注意が必要です。
土間には物がたくさん置いてあるのでそれらを毎回どかさなければいけません。
さらに、テントを立てたあとロープやおもりで固定する必要がありますが、ロープで固定する広さはありませんし、おもりは普段は邪魔になってしまいます。
このようにいくつかの理由によって、タープテントをたてる方法は断念することにしました。
ただ、庭に広さがあればこの方法が一番早く安く簡単にできるのではないでしょうか。
・タープテントの設置・片付けは容易
・普段からキャンプに行っている人ならキャンプ用品を流用できる
・日除け効果も高く、サイドシートを取り付ければ横からの日差しにも対応できる
・設置するのにある程度の広さが必要
・設置する場所はできれば水平な方が良い
ベランダの手すりからシェードを張る方法
では、わが家でシェードを張った方法をご紹介します。
方法はいたって簡単。用意するものは以下の通りです。
① ロープ(キャンプ用を使用しました)
② 滑車(ホームセンターで買えます。我が家は4個でしたが、手すりや使用するシェードによって変えてください)
③ カラビナ(これも必要な個数はそれぞれです)
④ シェード(必要なサイズのシェードを用意してください)
以下必要に応じて
⑤ ハトメパンチ(シェードに追加で穴をあける必要があれば用意してください)
まずベランダの手すりにロープで滑車を固定します。
次に長いロープを用意して滑車に通し、片方は何もつけない状態、もう片方はカラビナでシェードに固定します。
1階から何もつけていない方のロープでシェードを引っ張りあげて、何もつけていない方のロープをフェンスなどに固定します。
さらにシェードの下側にはハトメパンチで穴をあけて、カラビナでフェンスに固定しました。
これでもう完成です。
ちなみに、最初に買ったシェードはサイズが小さかったので、ハトメパンチで穴をあけて、2枚つないで使用しています。また、シェードの両端にもハトメパンチで穴をあけて、ロープを通すことで横にもしっかり広がるようにしています。
シェードを外すときはフェンスに固定したロープをほどくだけ。
特に風などが強くなければロープは垂らしたままでも大丈夫です。もちろん風が強ければロープもすぐに外せます。
狭い庭でもわが家のように2階にベランダがあればその手すりからシェードを取り付けることができました。
この方法ならしっかり高さが確保できているので大人も余裕で歩けます。
しかしシェードの位置が高いことで、低い場合と比べると横からの日差しには弱いという点はデメリットにもなります。
以上、滑車を利用することでシェードを簡単に上げ下げできるようにする方法をご紹介しました。
参考になれば嬉しいです。
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